はくちょう座が西の地平へ沈むころ、東の空に冬の主役のオリオン座が昇ってきます
まずは先陣を切って、牡牛座のプレアデス(M45)が季節の移ろいを知らせてくれます
去り行く星を見送りながら、次の季節の星を迎えています
毎年繰り返される星空の動きを、毎年新たな心で出迎えています
秋が去り冬が来る
変わらないそのサイクルの中で、僕の心はどこに向いているのでしょうか
僕は何をしに、今この時間に存在しているのでしょうか
僕にはわかりません
ただ、この目の前の雄大な星空を、かけがえのない美しさとして認識できる僕の心は、きっと救われているのだと思います