上弦を過ぎて、月がだんだん太ってきました
月の入りは23時50分頃
今日をのがすと次の新月期まで、星空撮影はおあずけになります
日中はそこそこの天気だったので、徹夜覚悟で撮影に出かけてきました
現地着は6時過ぎ
なかなか期待の出来そうな晴天
今日こそは!、の思いで準備を始めます
宵の口は、月の観望と撮影をしました
しかし21時過ぎ、西の空に雲が湧いてきて、アッという間に曇り空
仕方がないので、車で仮眠をして様子を見ながら月が沈むのを待ちました
月が沈んだ日付か変わる頃、雲の切れ間が大きく開き、何んとか撮影できそうなので、そのまま撮影を続行
月が沈むと、秋の淡い天の川がきれいに見えました
撮影風景
カメラの設定をRAWにしていなかったため、色調整ができず、ちょっと残念
さて、今日の狙いはM33 三角座銀河とM45 プレアデス星団
M33三角座銀河
FSQ106ED直焦点 EM200MTS3 PHD2オートガイダー 5分×22枚 ISO1600
NIKON D810A
StellaImage7にてダーク・フラット・コンポジット・レタッチ処理
上の画像をトリミング
M33はアンドロメダ座を挟んで、M31 アンドロメダ座大銀河と肩を並べる秋の大型渦巻銀河です
途中、薄雲が何度も通過して行ったので、ダメかと思いましたが、何んとか写ってくれました
雲のせいで、ナトリウム光のかぶりがひどく、色を整えるのに難儀しました
渦巻の腕の中の赤い星雲を、もっと出したいと思っているのですが、なかなかうまくはいきません
この撮影に2時間近く費やしているうちに、本格的に曇り空になってしまい、M45は撮影できず、、、残念
東の空に昇ったばかりのオリオンが雲に消えると、全天は完全な曇り空
午前3時半、もう待っていてもチャンスは無いと思い、撤収を始めました
今夜はかろうじてM33が撮影できたし、いつもしっくりこないオートガイダー(PHD2)の調子を少しは整えることができたので、それでもよかったです
さて、ビール飲んでひと眠りです