星降る夜空を求めて

星景写真、星野写真の撮影を楽しんでいます

星空を見あげよう 秋編

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ステラナビゲータ10 / Astroarts Inc, (10/15 PM20:00 東海地方基準)


 

天高く馬肥ゆる秋

夏の賑やかだった天の川のスタークラウドが西に傾き、天頂で朗朗と輝いていた夏の大三角も、徐々に秋の星座へと席を譲っていきます

そして夜風は涼しくなり、虫の音が妙に心にしみこんできたりします

そんな心情に合わせるように、秋の星空は少し物悲しく目に映ります

でも実は、そこに壮大なギリシア神話が織り込まれているのです

 

そんな秋の星空を見上げてみましょう

 

● 星座

秋の星座で一番目を引くのは、巨大な四辺形のペガスス座です、夏の大三角の後を追うように天翔けるペガススは天頂へと昇ってきます

そのペガスス座の北東の角の星から緩やかに弧を描いて伸びるアンドロメダ座

アンドロメダ座のすぐ北東にはペルセウス座、そして北に目を向けると、ケフェウス座とカシオペヤ座が仲良く並んでいます

そこへ東の空に登場するのがくじら座です

 

南の空へ目を向けると、秋の星空の唯一の1等星(惑星は除く)みなみのうお座のフォーマルハウトが目につきます

 

秋の黄道12星座は西から、やぎ座、みずがめ座、うお座、おひつじ座と並びます

 

ギリシア神話では、ケフェウスはエチオピアの心優しい国王、カシオペヤはその王妃、アンドロメダは王女です

カシオペヤはアンドロメダの美しさを自慢して、神々の怒りを買ってしまいます

エチオピア国は海の神ポセイドンによって、洪水と大津波の災いがもたらされました

神々の怒りを鎮めるためには、自分が化けくじらの生贄になるしかないと知ったアンドロメダは、自ら海岸の岩に鎖でつながれ、化けくじらに襲われるのを待ちました

そこへペガススに乗り偶然通りかかった勇者ペルセウスが、アンドロメダを救いたいと奮闘し、メデューサの首で化けくじらを石に変え退治します

その後、ペルセウスアンドロメダを妻として迎えました

 

こんな物語を紐解きながら、秋の星座を巡ってみるのも楽しみのひとつです

 

*星座記事一覧*


 

 ● 銀河

秋の星空での一番の見ものは、なんといってもアンドロメダ大銀河M31でしょう

暗い空なら、肉眼でもその存在が分かります

双眼鏡から望遠鏡などで、じっくり観察できる全天でも指折りの好観測対象です

 

 

日中はまだまだ暑い日が続きますが、秋の夜は意外と冷えますので、防寒対策は万全にして、澄み切った秋の星空を見上げに出かけてはいかがでしょうか