昨夜の居待月
タカハシFS60CB フラットナー使用(374mm)
満月を過ぎて、日没後、夜のとばりが辺りを覆う頃、東の空にゆっくりと昇ってきます
東の空を覆う雲の中にまぎれながら、少しづつ少しずつ、昇ってきます
秋の訪れを告げる、まだ静かな虫の音に耳を癒されながら、東の空へ姿を現した居待月を見つめています
心地よい風が、頬を横切り、自分の中のわだかまりが、自分の外への出ていくような感覚を感じていました
やはり、僕の居場所はここなんだなと、何度も何度も実感している、自分の中では当たり前になっている心を、改めて確認しています
僕の生きていく情熱は、ここにしかありません
昨夜はスチル以外に15秒ほどの動画を撮影しました
そこから取り出した静止画650枚を、RegiStax6で合成スタックをして仕上げた写真が1枚目です
すっきりとした、天空に浮かぶ月が、そのままのイメージで再現が出来たと思います
東の空から登りくる月を、雲越しに撮影しましたが、雲のイメージを大切にすると、どうしても月が飛んでしまいます
こればかりはどうしようもありません
HDR合成と言いう手もありますが、今一つ手を出せません
これはこれで良いのかな、と納得をしています
楽しみにしていた、今週末のペルセウス座流星群の極大は、どうもまた天候不順で見られそうにありません
残念です