地球照(ちきゅうしょう)をご存知でしょうか?
三日月などの、細い月の影になっている部分が見える現象の事を言います
月の明るい部分は、太陽の光を反射しています
それに対して、月の影の部分が見えるのは、地球が太陽の光を反射した光を、さらに月が反射して見えているのです (ちょっとややこしい説明ですみません)
月が地球の光を反射して見えているので、「地球照」と言います
さて、この地球照ですが、肉眼でも輪郭は、はっきりと確認できるんですが、写真のように月の模様まで見てみたいのなら、双眼鏡が最適です
そんなに大きな物は必要ありません、倍率は8倍前後、口径は3cm程度で十分に楽しめると思います
ちなみに、7月25日の夕方に、月齢2の細い月が、水星を隠す「水星食」が起こります
東京での潜入は18:56頃、月の暗い部分に水星が隠されます
太陽が沈んだばかりの薄明時、西空のかなり低空での現象なので、初めての方には少し難しいかもしれませんが、西に開けた場所で双眼鏡を片手にチャレンジしてみてはどうでしょうか
双眼鏡は必須ですよ!