大きな地図で確認すると分かりますが、伊豆半島は富士山の北に位置しています
僕は、伊豆半島の星空が好きで、よく半島各地に赴きます
初めてこの情景を見た時、「これはいい」と思いました
沼津と三島の街明かりが少し邪魔ですが、撮るのなら日周運動だと、瞬間的に判断していました
富士山、北極星、そして日周運動
A3程度の紙に、大プリントすると、ちょっといい感じです
左下にカシオペア座、右上には北斗七星が写っています
もっと透明度の良い日に、再度トライをしてみたいと心の中で企画しています
ところで、日周運動の撮影は、フィルム時代と随分変わりました
フィルムの時代には、絞りを決めシャッター速度をバルブにして、ただシャッターを数十分から数時間解放にするだけでした
現在のデジタルでの撮影方は、数分のシャッター速度で日周運動にしたい時間を連写して、パソコンのソフト上で合成すると言う手順で仕上げます
これを比較明合成といいますが、僕はあまりにもシャッターに負担がかかるので、多用はしたくないと考えています
でも、目の前の星空を見た瞬間に、「これは日周運動でしょう」って情景があるんですよね
ちなみに、夜が明けた後はこんな感じです