星降る夜空を求めて

星景写真、星野写真の撮影を楽しんでいます

お気に入りの観測場所

先日行ったお気に入りの観測場所です 標高は約1,000m 東から南の空は光害がありますが、西から北の空は概ね良好です 広々としていて、夜間に人の出入りはまずありませんので、自由にせいせいと観測機材を広げられます 僕は自称B級天文ファンなので、あまりメ…

皆既日食LIVE見ました

昨夜、アメリカ大陸横断皆既日食のLIVE中継を見ました 午前1時に目覚ましをセットして、仮眠をしようと思ったのですが眠れずに、結局4時前までPCの前に座りっぱなしでした まずウェザーニュースの中継は最悪でした 取って付けたような下らない解説、やめても…

天体写真撮影 今昔

天体写真におけるデジタル技術の恩恵は、計り知れないものがあると思います 中学生の頃の天文ガイドに掲載されていた天体写真や、その当時の星雲星団ガイドブック的な本をいま見返すと、え?、と思います 逆に現在は、デジタル技術の恩恵を多大に受け、一般…

天体写真撮影時の楽しみ Vol.2

昨日、撮影遠征の途中で買い出しにセブンへ寄りました 店に入った瞬間、出汁の香りに気がつき、レジの横を見ると、おでんの準備が始まっていました コレなんですよね、セブンのおでん! 毎年8月の下旬から始まりますが、「この暑いのにおでん?」って方も居…

つかの間の晴れ間 夏の天の川

今朝、今夜の予報が突然に好転し、夕方から夜半まで晴れマークが出ていたので、明日の仕事を押して、星空の撮影に出かける事を決意し、準備をしました 午後の3時に自宅を出発し、車で移動する事1時間少々、例によって途中で買い物をしながら、いつもの観測場…

北アメリカ大陸横断 皆既日食 直前

いよいよ北米大陸を横断する皆既日食が、3日後にせまってきました 残念ながらこの皆既日食は日本からは見ることはできませんが、LIVE中継がネットで配信されますので、ぜひご覧になってはいかがでしょうか 前回の2016年3月9日マレーシアで起こった皆既日食は…

星座の歴史 生い立ちと発展

僕たちが見上げている星空 無限の宇宙空間に輝く無限の星々 いつしか人は、その星をグループ分けをして、星座を形作ってきました それはどうやって作られてきたのでしょうか 実は、いま僕たちが認識している主な星座のほとんどは、紀元前には形が出来上がり…

星空宇宙天文検定3級

星検3級を8月末に受験します 出題範囲が多岐にわたるので、結構難しいです あまり興味のない小さな星座を聞かれても、あれ?って感じで、何度も反復して覚えようと努力するのですが、さすがに歳ですね 昨日、受験票が届きましたが、切手がオシャレで気が利い…

昨夜の居待月

昨夜の居待月 タカハシFS60CB フラットナー使用(374mm) 満月を過ぎて、日没後、夜のとばりが辺りを覆う頃、東の空にゆっくりと昇ってきます 東の空を覆う雲の中にまぎれながら、少しづつ少しずつ、昇ってきます 秋の訪れを告げる、まだ静かな虫の音に耳を癒…

居待月

本当に久しぶりに夜空を見上げています こんな明るい月が出ているので、星はあまり見えません でも夜風が心地よい 立秋をすぎても、まだ夏はこれからなんですが、すでに夜は虫の音が、耳に優しく届いていますでに こんな夜は、月しか撮る対象がありませんの…

久しぶりの快晴

本日は快晴 1日遅れの台風一過 月齢16、居待月(いまちづき) 久しぶりの抜けるような青空 全く、いつ以来の快晴なのか、思い返しても、思いつかないほど、ぐずった天気が続きました でも、明日からまた天気は下り坂 週末の予報も、ますます微妙になってきまし…

週末のペルセウス座流星群観測へ向けて

台風5号は7日夕方から8日朝にかけて、紀伊半島より上陸し能登半島へと抜けていきました ここ静岡は、時折、短時間に風雨が強まる程度で、特に被害もなく済みました この後、台風は日本海を北上していく予報ですが、相変わらずののろのろさで、すっきりと台風…

双眼鏡 星空散歩してみませんか?

実は僕、双眼鏡が大好きなんです 星空を観察する時、旅行へ出かける時、山歩きをする時、そして普段ちょっと見たい物を見つけた時 さり気なく双眼鏡を覗く そこには、肉眼ではとても見る事の出来ない、臨場感に溢れた視野が広がっています 特に星空です 天体…

台風5号通過後の天気

いよいよと言うか、ようやくと言うか 台風5号が九州南部にさしかかってきました(8月6日AM現在) 九州地方、四国地方の方々は、特に注意をして下さい *ひまわり8号の画像 この台風、なにしろ進行がゆっくりですので、特に雨の被害に注意をはらう必要があると…

赤道儀談義 Vol.5 EM-200のケースについて

僕はEM-200を購入して以来、ずっと元箱に入れて保管をしてきました ある日の夕刻、観測に出かけるために、機材を車に積み込みました もちろん、EM-200も箱から出して車のラゲッジスペースへ丁重に積み込み、観測へと出かけたのです 翌日の朝、帰宅して機材を…

2012年の金環食

北米での皆既日食の日が近づいてきました 僕の天文師匠も観測ツアーに参加すべく、準備を着々と進めているようです 今回の北米での皆既日食は、皆既時間こそ数分と短めですが、あらゆることで条件が整った、近代で最も大勢の人が目にすることになる日食なの…

ペルセウス座流星群 直前の再確認など

いよいよ1週間後にペルセウス座流星群の極大日を迎えます 先の記事でも触れましたが、今年のペルセウス座流星群の観測は、明るい月に邪魔をされて、条件的には良くはありません a-ichi05.hatenadiary.jp 例年は時間あたり60個ほど見られる流星が、悪い条件と…

マウンテンハードウエア ゴーストUL2 ファーストインプレッション

先日購入したテント、マウンテンハードウエアのゴーストUL2を庭で設営してみました このテント、取説的なものは何もなく、ただこうやって設営するんだよっていう、断片的な写真がプリントしたものが入っているのみでした うーん、これでいいのか?、って感じ…

赤道儀談義 vol.4 ポータブル赤道儀に思う事

昨今、ポータブル赤道儀が、ひそかなブームのような気がしてなりません デジタルカメラの高感度特性が向上し、固定撮影でもとてもきれいな星空が撮影できるようになりましたが、ガイド撮影という赤道儀を使った撮影法で撮った星空は、固定撮影のそれとはまっ…

念願の超軽量テントを購入してしまいました

軽量なテントが欲しいとずっと考えていたのですが、なかなか良い物が見つからず、物色していて「これぞ!」と思った、マウンテンハードウエアのゴーストUL2 しかしメーカー在庫は無しで、半ばあきらめていましたが、ダメもとでネット検索したら、在庫を持っ…

星降る夜空を求めて

僕は、幼少のころから、星空の魅了にとりつかれて生きてきました 物心がついた頃、冬の早い宵の訪れた家への帰り道、歩く正面には、オリオン座の三つ星が垂直に昇っていくのを、見つめているのが好きでした 家の隣にはアパートがあり、よく夕刻には屋上に上…

赤道儀談義 Vol.3 高橋製作所 EM200への想い

僕の使用している赤道儀、高橋製作所のEM200は1989年に発売され、28年もの年月が経っています その間に、何度もモデファイを繰り返し、現行の型番は末尾にFG-Temma2Zとなりましたが、基本の体躯そのものは、赤緯体が若干大きくなった以外は、およそ30年間、…

上弦の月

これから満月に向かう途中の上弦の月 日の入り後、宵の初めに南中し、深夜には西の空へと沈んでいきます この宵の口の、影をまとった月が、僕はとても好きです きっと天文ファンの誰もがそうだと思いますが、小学生だった僕が、自分の小さな望遠鏡を手にして…

夏の星座 こと座 「ギリシアで最も優れた吟遊歌人オルフェウスの竪琴」

こと座 学名:Lyra(リラ) 略符:Lyr こと座は、夏の夜空の天頂付近に流れる天の川のほとりに、ひときわ明るく輝き目を引く0等星「ベガ」を有する、夏を代表する星座のひとつです 星座の規模としては小型の部類ですが、夏の夜空で最も明るい恒星ベガが目印…

大彗星を待ち続けて

僕が初めて星の写真らしい写真を撮ったのは、今からおよそ30年前のハレー彗星が地球に接近した時でした あいにくその写真は残っていませんが、20歳を少し過ぎた僕は、無我夢中で撮影し、はっきりと尾が写ったハレー彗星の姿に感激したものでした 1986年1月28…

星空観測入門 さあ、星空を見に出かけよう

・夏は星空観測デビューにもってこい 夏は、旅行やキャンプ・アウトドア活動と、外で遊ぶ機会が多くなると思います そして、都会に住んでいる方も、山や川や海と言った自然に触れる時間を持ち、心をリフレッシュするよいタイミングではないでしょうか せっか…

天候不良な日々

7月の新月期間は、結局天候不順で星空撮影へは行けそうにありません 今週初めの週間予報では、昨日・今日・明日は、晴れマークが出ていて期待をしていたのですが、、、 僕は静岡市に住んでいるのですが、今のところ「今年は冷夏?」って感じです 確かに日中…

網状星雲 はくちょう座超新星残骸

はくちょうの翼付近にある、超新星残骸「網状星雲」です 露出が足りなく、本当はお見せできる写真ではないのですが、とっても憧れの対象なので載せてみました もっとしっかり撮ると、まるで網のように複雑なすじ(フィラメント)が見られるんですが、、 この…

季節の移ろい 星空に季節を想う

数日まえ、いつものジョギングコースを通っていると、ツクツクホウシの鳴き声を耳にしました 一瞬、耳を疑いましたが、間違えようがありません まだ梅雨が明けたばかりのなのに、もう秋の気配を感じた気がしました 季節はそんな風に、そっと、しかし確実に移…

M57 こと座環状星雲

こと座にある、惑星状星雲M57です ドーナツのような形なので、ドーナツ星雲とかリング星雲と呼ばれています 小型の望遠鏡でもドーナツ状に見えるため、夏の人気者です ただ自動導入がないと、初心者の方には見つけるのが難しいかもしれません このM57環状星…

夏の夜空を羽ばたく白鳥座

星空の写真を撮影していると、時の経つのを忘れている事がよくあります 地球は自転をしているので、見かけ上、星々は常に動いているのですが、その日周運動をとても実感するのが、星空撮影をしている時です 特に、この時期の白鳥座は、まるで夜空を羽ばたい…

夏の星座 さそり座「勇者オリオンへの刺客」

さそり座 学名:Scorpius(スコルピウス) 略符:Sco 目印は赤く輝く1等星「アンタレス」 南の空を見てみましょう、そんなに高く首を持ち上げる必要はありません 暗い空なら天の川が雲のように確認できるはずです、その天の川の一番濃い「スタークラウド」と…

北アメリカ星雲 NGC7000 夏の夜空を彩る赤い北アメリカ大陸

はくちょう座の尾の部分、1等星デネブのすぐ後ろに、この北アメリカ星雲NGC7000が広がっています その形が北アメリカ大陸に似ているということから、この通称で呼ばれています なるほど、ユカタン半島やメキシコ湾、フロリダ半島などが特徴的ですね メキシコ…

天候不良

いよいよ新月を迎え、先週から観測好機に入っているのですが、天候不良で観測には出かけられません 梅雨も明けたはずなのですが、、 月の満ち欠けのサイクル、自分の休み、天候、諸条件を考慮すると、チャンスはなかなか限られてしまいます この月の観測好機…

星空を見あげよう 夏編

夏は星空がとても賑やかな季節です 夏の星空は何と言っても、濃い天の川が夜空を横断している事が魅力でしょう その中でも南の空、さそり座からいて座にかけては、スタークラウドと呼ばれる我が天の川銀河の中心方向を見ている事となり、「クラウド」まさに…

地球照と水星食

地球照(ちきゅうしょう)をご存知でしょうか? 三日月などの、細い月の影になっている部分が見える現象の事を言います 月の明るい部分は、太陽の光を反射しています それに対して、月の影の部分が見えるのは、地球が太陽の光を反射した光を、さらに月が反射し…

眉月

眉月 月齢1、輝面比2%ほど 太陽が沈んだ夕空の西に、糸のように細く見る事ができます 空が夕暮れ色から、だんだん色と明るさを失い、濃い紺色へと変わっていく最中に、その存在を現し、そして直ぐに西の地平へと沈んでいきます よく見ると、左下に飛行機が偶…

三十日月 (みそかづき) 晦 (つごもり)

とても珍しい、三十日月です 分かりますかね?、朝焼けの空に、本当に細く溶込みそうな弱さで、見つけるのはとても困難です 新月から数えて30日目の月なので、三十日月(みそかづき)もしくは晦(つごもり)と言います この月が見られるのは、年間で4回程度でし…

太平洋へ沈む夕陽

ちょっと星景写真とは違いますが、、 ま、太陽も恒星ていうことで 南伊豆へ、撮影に行く時に良く寄る夕陽のスポットです 右下に見える島は、名礁「宇留井島」 太平洋に沈んでいく落日を、いつも感慨深く、吸い込まれるように見つめています 暮れなずむ空に、…

星野写真のための望遠鏡 FSQ106ED

50歳になった時に、自分のための物を何か一つ買おうと思い、いろいろ考えたすえ、この望遠鏡を購入しました 高橋製作所、FSQ106ED 子供の頃からずっとやってみたかった、星空の撮影、その中でも難易度の高い星野写真の撮影に特化した望遠鏡です 今の僕には、…

アメリカ大陸皆既日食 SAROS145

アメリカ大陸横断皆既日食がいよいよ1ヶ月後に迫ったきました 遠征観測に出かける人は、わくわくドキドキしながら、準備を進めている事でしょう 実は僕も天文師匠に誘われて、3年前から準備を進めていました ツアーも申込み、機材の準備も着々と進めてきたの…

富士山と星の日周運動2

表富士周遊道路の西臼塚駐車場でのカット 少し焦点距離が長めのレンズでの比較明合成でしたが、インターバル撮影で、メディアへの書き込み時間を考慮すると、どうしても2秒の間隔を空けなければなりません たった2秒なのですが、拡大表示をすると、ちゃんと…

赤道儀談義 Vol,2

天体の自動導入 昨今の赤道儀は、天体の自動導入が当たり前のように出来るようになっています僕のような、あまり気合の入っていない天文愛好家にとって、天体自動導入は、とてつもなくありがたいシステムですし、これから星空を望遠鏡で観察してみたいと言う…

富士山と星の日周運動

大きな地図で確認すると分かりますが、伊豆半島は富士山の北に位置しています 僕は、伊豆半島の星空が好きで、よく半島各地に赴きます そのうちで、西伊豆スカイライン近辺でのカットになります 初めてこの情景を見た時、「これはいい」と思いました 沼津と…

2017年のペルセウス座流星群を見よう!

今年のペルセウス座流星群の条件など 今年のペルセウス座流星群の極大は8月13日午前4時頃 毎年、多くの流星を楽しめる、夏の一大天体イベントですが、今年は条件的には最悪と言っても良いでしょう なぜなら、この夜は大きな月が出ているからです 月齢20、満…

赤道儀談義 Vol,1

赤道儀 赤道儀とは、星の日周運動を追尾するための道具(架台)です 正しく機能させるためには、極軸を正確に合わせ、載せる望遠鏡の重量バランスを正確にとってあげなければなりません 最近の赤道儀はモーターを内蔵している物がほとんどで、DCモーターかスッ…

ペルセウス座2重散開星団

北天の天の川の中に、まるで宝石箱をひっくり返したような、美しい散開星団があります ペルセウス座2重散開星団χ-h(カイとエッチ)です 少し暗い空なら、2個接近した星団を肉眼でも確認できます 8倍の双眼鏡で見てみると、天の川の星の流れから、浮かび上がる…

赤道儀談義 Vol,0

始めての望遠鏡 僕が星空に興味を持ち始めたのは、たしか小学校の5年生でしたたしかクラス担任の先生に感化されたような記憶があります その頃にお年玉をためて、望遠鏡を買いましたミザール(日野金属)と言うメーカーの40~50㎜程度のアクロマート屈折式望…

天体写真撮影時の楽しみ

僕の撮影する天体写真は、大まかに分けて星景写真と星野写真の2カテゴリーになります(それがまあ普通なんですが) 星景写真は主に固定撮影で撮ります 比較的、広角レンズを装着したカメラを三脚に固定して、数秒の露出で撮影をしていきます これに対して、星…

M13 ヘルクレス座 球状星団

夏の夜空で目立つ撮影対象として、このM13 ヘラクレス座球状星団があります およそ50万個の恒星が集まった、北天最大の球状星団です 全天で最も美しい球状星団と言われているだけに、星の密集度、明るさ、広がり、形、どれをとっても、これぞ球状星団!、と…